​催眠療法について

●催眠療法とは

皆さんはこんな経験したことないでしょうか?考え事をしていたらいつの間にか目的地を過ぎてしまっていた。仕事に没頭していたら名前を呼ばれても気づかなかった。趣味に没頭していたらいつの間にか数時間も過ぎていた。これらはすべて自発的な催眠現象です。人は一つのことに意識を集中すると、それ以外の事への関心が薄れていきます。現実の世界から離れて自分自身の内側のもう一つの世界にいるような状態、これが催眠状態です。あなたはすでに催眠状態を知っています。それをただ考え事をしていたとか、白昼夢を見ていたとか、物思いにふけっていたとか、空想の世界に浸っていたとか、違う言葉で知っていただけです。そしてこのような状態の時には暗示を受け入れやすい状態になるのです。この性質を利用して、療法として催眠を用いるものを催眠療法と呼んでいます。

 

●催眠は良い事でも悪い事でもありません。

一流の料理人がよく切れる包丁で素晴らしい料理を作れば包丁は料理を作るための道具ですが、悪人がそれで人を傷つければ、包丁は人を傷つけるための道具になってしまいます。催眠も同じで、催眠は中立的なものであり、人の心や身体を癒すこともできれば、問題を悪化させることもできます。もちろん療法として催眠を使う私は前者のために催眠を使います。

●催眠はセラピーか?

専門家の間でも色々な考え方があり論争があります。私が催眠を習ったマイケル・ヤプコの考え方は、催眠はツール(道具)であり、クライアントの中の新たな治療的な連想を刺激するための手段であるとしています。

●催眠が人を治すのか?

催眠が人を治すのではなく、催眠状態の間に何が起きるのかによります。つまりクライアントの形作る新しい、役に立つ連想によって治るのです。

●なぜ催眠を使うのか

1、催眠状態の人は普段とは異なった方法で情報を処理し、それ以外の時には引き出せない能力にアクセスできる。

2、催眠が治療の結果を高めるという経験的、客観的な証拠がある。

3、すべてのセラピーは暗示の利用を伴う。

4、主観的な経験に洞察を提供することができる。

5、経験を柔軟に変えることができる。

​6、認知・行動・感情の柔軟性を高めることができる。

●催眠についてのよくある誤解

1、催眠は催眠家のパワーによって引き起こされる。

2、自分の意志に反することを言ったりしたりしてします。

3、催眠は依存を強化する。

4、催眠の中で行き詰ってしまうことがありえる。

5、催眠状態とは無意識状態である。

6、催眠とは単なるリラクゼーションである。

*いずれの答えもNOです。

●催眠療法士の資格について

日本よりも欧米の方が催眠に関する研究は進んでいて、アメリカでは1958年に米国医師会が療法としての催眠を承認しています。しかし欧米でも日本でも国家資格はありません。催眠療法家が協会を結成し、催眠療法士 (hypnotherapist) を認定する仕組みが一般的です。最も歴史があり世界的にも最大の規模を誇る米国催眠士協会 (National Guild of Hypnotists, NGH)、アメリカでは米国催眠士協会に続く規模の米国催眠療法協会 (American Board of Hypnotherapy, ABH)、国際催眠連盟 (International Hypnosis Federation) などがあります。

●このような方は催眠療法をお断りしています。

1、あきらかな精神病

2、自傷行為を繰り返す精神状態の方

3、アルコール依存と薬物依存

4、ボーダーラインと呼ばれる精神状態の方

5、本来は医療で解決すべき問題の方

*これらは心理学や医学の専門家である医師、精神科医、公認心理士などを受診しなくてはなりません。

​また、6つ目として非現実的な期待をかけている方もお断りします。催眠は魔法では御座いませんのでお役に立てません。

●マイケル・ヤプコ博士は世界で唯一、ミルトン・エリクソン財団、アメリカ心理学会、国際催眠学会、アメリカ臨床催眠学会の全協会から最高勲章を受賞しています。鬱病へのアプローチにおける心理学およびヒプノセラピー分野の世界的リーダーの一人です。私はマイケル・ヤプコ博士から50時間の集中トレーニングを受けています。

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